一般

ポジショニング精度水平 : 1 cm + 1 ppm
垂直 : 2 cm + 1 ppm
方向精度(0.2/R)° R はベースラインの距離(エアシステムアンテナ 2 本間の距離。 単位:m)を表します。
二乗平均平方根(RMS)0.03 m/ 秒
使用周波数グローバルバージョン:GPS L1 および L2、GLONASS F1 および F2
アジア太平洋バージョン:GPS L1 および L2、BEIDOU B1 および B2
インターフェイスタイプCAN、UART、USB
入力電圧3 S ~ 12 S(12 ~ 52 V)
消費電力5.2 W
電流0.45 A(@ 12 V)
D-RTK プロセッサ寸法112.3 mm x 63 mm x 18.6 mm
D-RTK プロセッサ重量139.5 g
作動温度0°~ 45°C
保管温度-40°~ 85°C

文書&マニュアル

  • D-RTK リリースノート(英語版)
    2017-01-05
  • D-RTK GNSS クィックスタートガイド
    2017-06-07
  • D-RTK ユーザーマニュアル
    2017-10-26

ソフトウェア

  • DJI Assistant 2
D-RTK は、高精度なナビゲーション/測位システムです。GPS と BDS、 または GPS と GLONASS のデュアルバンドを利用した最新のソフトウェア・アルゴリズムを搭載し、4つの周波数に対応しています。D-RTK システムはさまざまな機体と互換性があり、センチメートルレベルで垂直、水平の両方向で測位精度を高めます。
同時に使用できますが、Matrice 600 に取り付けた場合、2つのシステムの位置が重複します。同時に使用するためには、どちらか 1 つ、または両方のデバイスの取り付け位置を調整する必要があります。
あります。条件がD-RTK に適していない場合、A3 は GPS モードへシフトして飛行の安全性を維持します。
できます。そのためには、アンテナをマスターアンテナの位置に取り付けてください。1 本のアンテナで使用する場合、D-RTK システムは測位情報のみを提供できます。機首方位の提供はできません。
エアシステムとグランウンドシステムの互いの位置が 10km 以内の場合、それぞれの絶対測位の精度は、グランウンドシステムの衛星を利用した測位に依存します。
エアシステムとグランウンドシステム間の相対的な測位精度は、センチメートルレベルを切ります。
D-RTK の Difference Tec 機能は、各システムの絶対測位と相対測位を三角測量し、最終絶対精度 2cm を実現します。
ナビゲーションでは、D-RTK は位置ベクトルをマスターアンテナからスレーブアンテナへ計算し、機首方位を正確に決定します。
できます。2つのプロセッサーは同一で、交換して使用することができます。
できます。必ずアンテナを DJI Assistant 2 に接続し、位置を交換してから、アンテナオフセットパラメーターを設定してください。
受けやすいです。D-RTK は障害物および干渉のないオープンな環境で使用してください。
ありません。
ありません。
D-RTK プロセッサーを DJI Assistant 2 に接続し、最新のファームウェアをインストールしてください。そして、お使いのシステムにアンテナオフセットパラメーターを設定してください。
機体の中心とアンテナの中心の間の距離を測り、オフセットパラメーターとして入力してください。
GPS モジュールが測位とナビゲーションを引き継ぎ、システムは同様に機能し続けますが、精度は落ちます。
離陸できますが、この状況では、システムは GPS による測位のみにフォールバックします。信号の強度が飛行中に増加した場合、D-RTK が引き継ぎます。
D-RTK が完全に機能するために必要な信号を受信できなくなった場合、システムは GPS による測位にフォールバックし、機種方位にはコンパスが使用されます。
ありませんが、グラウンドシステム用に三脚マウントのご購入が別途必要です。
インテリジェント機能あり/なしで、3S-12S (12V-52V) バッテリー単独でシステムに電力を供給します。
動作しません。
受けませんが、位置の変更を反映させるため、アンテナオフセットパラメーターを再設定する必要があります。
動画伝送の機能性のみのために、サードパーティの無線局を使用できます。DJI グラウンドステーションソフトウェアを使用することはできません。
D-RTK は、グラウンドシステムの位置変更が原因の事故を防ぐメカニズムを有しています。グラウンドシステムが近距離の範囲で移動した場合、機体は追尾します。元の場所から 50m 以上移動した場合、グラウンドシステムが位置を更新します。その間、機体はホバリングしながら新しい位置情報を待ちます。
D-RTK の最大伝送距離は 800m です。伝送距離はDATALINK PRO に依存します。
信号を一時的にロストした場合、D-RTK は計算モードになって位置を三角測量し、精密性を維持します。信号が 10秒以上ロストした場合、 D-RTK は計算モードを終了し、GPS による測位にフォールバックし、直前のフライトモードへ切り替わります。