DJI初心者操縦用に設計された写真・動画撮影ドローンを発表

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DJIは、本日、DJI史上最も利用しやすいフライングカメラ(「ドローン」)を発表しました。

初心者操縦用に設計されたDJI Phantom 3 Standardでは、空撮画像の撮影をこれまでよりも容易にするために、DJIは特に安定性、飛行および画像撮影に力を注いでいます。

「DJI Phantom 3 ProfessionalとPhantom 3 Advancedの目覚ましい成功を基に、空撮に興味があるが、今一つより専門的なシステムに取り組む準備ができていないという人たちに対応する新しいドローンを作りたいと思いました。」「Phantom 3 Standardは、空高く舞い、素晴らしい写真や動画の撮影を簡単にします。」(DJI創業者兼CEO フランク・ワン)

新しく設計された一体型カメラで、DJI Phantom 3 Standardは、高品質な94°のレンズを使用して歪みのない高画質な2.7K HD動画を30フレーム/秒で録画します。また、カメラは、DNG RAWおよびJPEGの形式で12メガピクセルの静止画も撮影します。標準のWiFi接続を使用して、DJI Phantom 3 Standardにより、操縦者はほぼリアルタイムでカメラが捉えるHD画像を見ることができ、また写真を撮影し、ビデオの録画の開始/停止を行い、カメラの設定を調整することもできます。これらすべてを更新されたDJI Goアプリから行うことができます。

送信機は、以前のDJIPhantom 2 Vision+送信機のアップデート版で、Wifiルーターが内蔵されており、カメラアングル調整用のダイアルが搭載されています。

Phantom 3シリーズの設計を基に、新しいDJI Phantom 3 Standardは、GPSを用いた安定化機能を備え、Phantom 3シリーズと互換性のあるDJIインテリジェントバッテリーを使用して飛行時間は最大25分です。

また、Phantom 3 Standardは、フォローミー、ウェイポイント・ナビゲーション(Waypoint Navigation/自律飛行)およびポイント・オブ・インタレスト(Point of Interest)を含むインテリジェントフライト機能が備わっています。

フォローミー:ドローンは、方向に基づき賢くユーザーを追跡します。

ウェイポイント・ナビゲーション(Waypoint Navigation):ウェイポイント・ナビゲーション(Waypoint Navigation)により、ユーザーはPhantom 3 Standardが自動的に飛行する複数点の経路を設定することができ、カメラの制御(パンやチルト)を任意で行えます。簡易的な送信機の操作で、出発点までその経路を引き返します。

ポイント・オブ・インタレスト:ポイント・オブ・インタレスト(Point of Interest)によりユーザーは、対象物を中心にして、その回りを旋回しながら、対象物を撮影することが出来ます。手動では難しい映画のようなショットを撮影することができます。

これらのインテリジェント機能は、当初はDJIのプロ向け製品用に発表されたものですが、数週間のうちに、他のDJI Phantom 3シリーズやDJI Inspire 1でもファームウエアのアップグレードにより利用できるようになります。また、これらの機能は、DJI以外の開発者によりすでに開発されているSDKにより利用することもできます。