DJI、次世代空撮プラットフォームMatrice 600を発表

プレスリリース2016-04-18

[2016年4月17日に、DJIより発表されたプレスリリースの翻訳版です。] 

DJI、次世代空撮プラットフォームMatrice 600を発表 

新製品「Matrice 600」、「 A3フライトコントローラー」、「Ronin-MX」が;
これまでにないプロフェッショナルレベルの空撮映像を提供 

米国ネバダ州ラスベガス発 - DJIは4月17日(日)、次世代空撮プラットフォーム「Matrice 600」を発表しました。Matrice 600(M600)は、プロフェッショナルレベルの空撮、映像制作、そして産業用アプリケーションの新時代を築くこととなります。 

M600は、DJIの新製品であるA3フライトコントローラーと統合され、高いフレームレートと最大距離3.5kmまでのHDライブストリーミング機能を提供する、最新のLightbridge 2映像配信技術を備えています。 

「M600は、DJIが初めて発表する最もパワフルで操作が容易なプロフェッショナル向けプラットフォームです。M600のプラットフォームデータと情報は、A3フライトコントローラーに予めプログラムされているため、最小限の設定ですぐに飛行を開始することが可能です。(DJI シニアプロダクトマネジャー ポール・パン)」 

M600は、最大積載重量6.0kg の6ローターシステムです。安定した空撮映像の提供にはあまり適していなかったZ15シリーズ、Zenmuse Xシリーズのカメラを含むDJI Zenmuseジンバルの全シリーズ向けの理想的なシステムです。さらに、M600はDJI最新の3軸手持ち型ジンバルシステム、Ronin-MXを飛行させることも可能です。M600の推進システムは、メンテナンスが簡単な防塵設計で、耐久性も向上しています。また、モーターが能動的に冷却されるため、より信頼性の高い飛行を実現します。ランディングギア部分は格納式で、360度全方向遮ることなく撮影することが可能です。 

M600は、DJIインテリジェントバッテリー6個で電力供給されます。仮に6個のうち1個のバッテリーに不具合が生じても、カスタマイズされたバッテリー管理システムと配電ボードの技術により、ボタンを押すだけで6個のバッテリーをオン/オフすることができ、フライトが維持されます。M600はZenmuse X5カメラを搭載して36分間、RED EPICのような大型カメラであれば16分間の飛行が可能です。飛行時間はカメラの種類やジンバル、他様々な条件により異なります。 

A3フライトコントローラーとの統合性 

M600が際立っている点は、A3フライトコントローラーとの統合性です。正弦波駆動とインテリジェントは電子速度制御により、M600プラットフォームは正確かつ安全、そして効率的な飛行を実現します。自己適応型のフライトシステムが、様々な積載量をベースにパラメータを自動調整します。 

M600は 、GNSSユニット3個と慣性計測装置(IMU)3台からのセンサーデータを比較する最新の診断アルゴリズム機能を備えたA3 Proシステムにアップグレードも可能です。 

A3のGNSSシステムは、オプションでDJIリアルタイムキネマティック技術(RTK技術)にもアップグレードできます。この技術は、商用の緻密な設定での飛行において、センチメートル単位の正確な位置調整を実現します。そのため、空撮映像は映画のように細部にわたって再現されます。RTK技術は磁気干渉にも耐えることが可能です。 

M600は、DJI GOアプリをサポートします。アプリには、ライブビデオフィード、バッテリーと冗長性状況、送信強度など、常にユーザーにフライトの状況を伝えるための情報が含まれています。さらにアパーチャーへのアクセス、シャッタースピード、Zenmuse Xシリーズのカメラで撮影された写真と映像、Zenmuse X5 と X5Rカメラのリモートフォーカスも提供されます。 

M600は、DJI Onboard Software Development Kit(SDK) および Mobile SDKと互換性のある最高品質の開発プラットフォームとして、さまざまな産業用アプリケーションを開発することが可能です。M600は、ガイダンスセンサーシステム、D-RTK GNSSユニットやサードパーティ機器も含めたDJIのデバイスを接続するためのデュアルパラレルCANポート、APIポートを装備しています。 

M600の小売価格は、520,000円(税抜)です。詳細な情報や技術的なスペックについては以下ウェブサイトをご参照ください。 
https://www.dji.com/jp/product/matrice600 

Ronin-MXとのシームレスなオペレーション 

M600と新しいDJI Ronin-MXを組み合わせることで、安定した3軸空撮映像が実現されます。最新のRoninのラインナップは、最も汎用性が高く、最小限の設定で地上、空中のどちらでも使用することが可能です。 

Ronin-MXは、A3フライトコントローラー、Lightbridge2伝送システムとジンバルを完全に統合したM600と完璧に動作します。Ronin-MXは、DJIが初めて提供するオンボードフライトコントローラーと通信可能なユニバーサル空中ジンバルです。 

Ronin- MXは、長距離フォーカス、絞り制御といったDJIの豊富なアクセサリーと完全に互換性があり、リモートスタート/コントロールおよびビデオ送信を停止する機能も有します。Ronin- MXは、便利な手持ち使用向けに設計され、吊り下げモード、アップライトモード、ブリーフケースモードという複数の動作モードの切り替えが可能です。またM600とは別にビデオクレーンとの互換性もあります。 

「M600は、映画監督のためのゲームチェンジャーです。他の多くの製品は、トップクラスのフライトコントローラーや、Lightbridge 2のようなビデオ伝送システムと統合できるようなオプションはありません。しかもM600は、多種多様なカメラやジンバルに対応可能です。さらに、新しいRonin-MXとM600との統合により、比類のない安定性と映画のような高品質の映像を撮影することがとても簡単なことだと驚かれることでしょう。(DJIエグゼクティブ・クリエイティブディレクター シェルダン・シュワルツ)」 

Ronin-MXは、独立したIMUモジュール、Bluetoothモジュールと2.4GHz帯受信機が内蔵されています。DJI GOアプリを介して動作し、スムーズなトラック機能、一部のREDシリーズ、デジタル一眼レフカメラや他の専門カメラを含むさまざまなカメラ用ジンバル設定があります。また空中やカーマウントといった複数のモードでも動作します。 

Ronin-MX をM600に搭載すると、Ronin-MXのCANBUSポートからフライトコントローラーデータがRonin-MXに配信されます。これによりジンバルの位置が認識され、水平レベルの維持が可能になります。Ronin-MXは360度のパン、プラス45度からマイナス135度までのチルト、冗長なスリップリングができ、より向上した操作信頼性がオペレーターに提供されます。Ronin-MXにオプションのアクセサリーを使用すると、M600のLightbridge 2の機能を最大限に活用し、取り付けられているカメラからリアルタイムでビデオ配信ができます。さらに、Focusのユニットに取り付けられたワイヤレスアダプターを介して、DJI Focusとの互換性を持つようになります。 

Ronin-MXは、4S Ronin-Mバッテリーを搭載します。サードパーティのカメラをRonin-MXに取り付ける場合には、DJIのバッテリーを電源として使用することが可能です。 

Ronin-MXはBlack Magic、Canon、Panasonic、RED、Sony、Nikonといった多種多様なカメラとの互換性があります。最大積載重量は約4.5キロです。詳細な情報や技術的なスペックについては以下ウェブサイトをご参照ください。 
https://www.dji.com/jp/product/ronin-mx 

Ronin-MXの小売価格は 179,000円(税抜)です。 

プレス用画像素材は、こちらからダウンロードください。 
https://www.dropbox.com/sh/u9plx6hh19q23k0/AACDbQXCQQwvUSBiPm964BB6a/M600%20Photos?dl=0 

 

DJIについて 

DJIは、プロ、アマチュアユーザーのために、革新的なカメラ技術を開発、製造しているグローバルリーダーです。リモートで操縦できるヘリコプターに情熱を傾けるスタッフにより創業、運営されており、飛行制御技術と手ぶれ補正の分野におけるエキスパートです。世界中のクリエイター、イノベーターが空撮を行う際に、使いやすく、安全な商品を作ることをミッションとしています。営業拠点は北アメリカ、ヨーロッパ、アジアまで拡大しており、 世界100ヵ国のユーザーが、映画、広告、建設、消防、農業、その他多くの産業分野においてDJI の商品を愛用しています。 
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