Mavic 2のサポート

各LEDの点滅パターンはそれぞれ以下の状態を表しています。
(1)緑色に素早く点滅：ブレーキ実行中
(2)黄色にゆっくり点滅：GPS及びビジョンシステムなし(ATTIモード)
(3)緑色にゆっくり点滅：Pモード(GPSあり)
(4)緑色に定期的に2回点滅：Pモード(ビジョンシステムあり)

Mavic 2はデュアルIMU及びシングルコンパス設計となっています。

Mavic 2のモーター緊急停止方法はMavic Proと同様となっており、機体上に異常(衝突/高度制御不可/姿勢制御不可/モーター回転異常等)が発生した際にCSC操作を行うことでモーターを緊急停止させることができます。

Mavic 2のフライトコントローラーでは、フライトコントローラーポリシーがMavic 2用に最適化及びカスタマイズされています。

Mavic 2にはSDカードは内蔵されておらず、フライトデータ/レコードは別の内部ストレージに保存されます。また、内部ストレージの容量は8GBとなっており、SDカードのように大きくありませんが、読込み及び書込み速度は大幅に向上しています。

Mavic 2に内蔵されている放熱用のファンは、内蔵されているチップの温度にもとづいて起動/停止が制御されます。

・Sモード下でフライトしていないか確認してください。また、チルト角度を-90°に調整している際は前進飛行を行うことを推奨します。ジンバル構造上の下方向の可動角度は小さくなっている為、下向き90°の状態で後方に飛行した場合、機体の傾斜角度によりジンバルが回転可能限界位置にぶつかってしまい映像上の揺れが発生する可能性がある為、この様な現象の発生を回避する為にジンバルは自動で前方を向く仕様となっています。また、前進後にブレーキを行った際にも同様の現象が発生する可能性があります。

アプリ上のカメラビュー画面を長押しした後にドラッグすることでパン軸角度を調整することができます。

正常な現象となっています。

ユーザー側でダンパーボールの交換を行うことはできません。

3軸ジンバルです。

Mavic 2のジンバルは縦撮影モードには対応していませんが、パノラマ内の垂直撮影モードを使用することで垂直方向の画像を撮影することができます。

Mavic 2のジンバルには以下の特徴があります。
(1)一体化ジンバルアーム
(2)立体ダンパー設計により、揺れに対する性能が向上
(3)最先端のジンバル校正アルゴリズム及び融合アルゴリズム搭載
(4)±0.005°のジンバル制御精度

ユーザー側でジンバルの交換を行うことはできません。

Mavic 2 Proは光学ズーム機能には対応しておらず、Mavic 2Zoomのみが光学ズーム機能に対応しています。

｢Dlog-M｣と｢D-CineLike｣は、Mavic 2 ProとMavic 2 Zoomのそれぞれの使用シーンに応じて設計されています。Mavic 2 Proはプロカメラマンの撮影ツールとしての使用が想定されている為、主に色彩調整に対する厳しいニーズを満たすためや専門業界のユーザーの視覚習慣に適した｢Dlog-M｣が採用されています。それに対し、Mavic Zoomで採用されている｢D-CineLike｣では、色彩調整を簡単且つ素早く行うことができ、また、ポストプロダクションを考慮した上で、通常のモードよりも更に豊富な明部の情報や色彩情報が記録されています。

以下の状況下でこのような現象が発生します。
(1)機体が移動している
(2)撮影中にスティック操作を行った
(3)高度制限により停止
(4)距離制限による停止
(5)ジンバル回転中の動作異常
(6)ジンバル手動操作時
(7)撮影データの保蔵容量が足りない

Mavic 2 Proのカメラのセンサーサイズは｢1インチ｣、Mavic 2 Zoomのカメラのセンサーサイズは｢1/2.3インチ｣となっています。

Mavic 2 ProまたはMavic 2 Zoom用のNDフィルターを搭載することができます。

現段階では、UVフィルターがリリースされる予定はありません。

Mavic 2 Zoomのカメラでは｢インナーズーム方式｣が採用されています。

Mavic 2 Zoomのカメラは4倍ロスレスズームFHD映像を撮影することができ、24mm～48mmの2倍光学ズームが含まれています。

DJIとHasselbladとのパートナーシップによる2年間の精力的な共同研究を経て、DJI最新のフラグシップモデルの｢Mavic 2 Pro｣では、遂にHasselblad L1D-20cカメラの搭載を実現することができました。また、DJIとHasselbladでは、レンズや画像処理エンジン、画像効果の最適などにおける共同研究が行われており、L1D-20cではHasselbladが独自に開発したハッセルブラッドナチュラルカラーソリューション(HNCS) 技術が搭載されているので、色彩の細部まで忠実に再現できる20MPの空撮映像を撮影できます。

(1)Mavic 2 Zoomのカメラは、構図調整を効率良く行うことができます。また、光学2倍ズームレンズにより、遠く離れた場所からでも被写体を詳細に捉え、近づかなくてもユニークな構図で撮影できます。
(2)Mavic 2 Proのカメラは、Mavic 2のサイズの機体に1インチセンサーのHasselblad L1D-20cが搭載されており、このカメラはDJIとHasselbladにより共同開発されています。また、センサーの大型化により低照度環境下でも優れた性能と発揮することができます。

Mavic 2の低ノイズプロペラでは最新の設計が採用されている為、Mavic Pro Platinumとの互換性はありません。

・20m/s(Sモード且つ海抜0m付近、無風環境下でのフライト時)
・14m/s(Pモード且つ海抜0m付近、無風環境下でのフライト時)
　※ビジョンシステム有効時

型番は｢8743F｣、プロペラのサイズは｢8.7インチ｣です。また、Mavic Pro Platinumのプロペラとの互換性はありません。

プロペラ上に擦り傷や湾曲、破損等の症状が発生している場合は直ぐに交換を行う必要があります。また、これらの症状が発生していない場合でもに3ヶ月に1度プロペラの交換を行うことを推奨致します。

互換性はありません。

最大で風速レベル5(8.0m/s～10.7m/s)までの耐風性能があります。

Mavic 2の推進システムでは、前進フライトに対する特殊な最適化が施されており、更に機体上には空気抵抗を低減させる設計が採用されている為、一定の速度での前進フライト時の消費電力はホバリング時よりも低くなります。よって、最大ホバリング時間は29分(無風環境)であるのに対し、最大飛行時間は31分(無風環境且つ定速飛行)に達することができます。

143.9×78.3×61.2mmです。

0℃～40℃です。

3950mAhです。

約2時間15分連続で使用することができます。
※本数値はテスト環境下での数値です。

HDMIの出力には対応していません。

送信機下部のUSBポートを使用することで、普通のUSBケーブルで送信機とモバイルデバイスを接続することができますが、この方法で使用する場合は左側のMicro-USBポートからRCケーブルを外す必要があります。また、Mavic 2には複数の異なるタイプのRCケーブルが同梱されている為、様々なユーザーのニーズを満たすことができます。

Wi-Fiモードには対応しておらず、RCモードのみとなっています。

1800mA＠3.83V(外部デバイスへの充電時)です。

約2時間15分連続で使用することができます。
※本数値はテスト環境下での数値です。

HDMIの出力には対応していません。

送信機底部のUS-Aポートを使用することで、市販のUSBケーブルを使用して送信機とモバイルデバイスを接続することができます。ただし、この方法で使用する場合は左側のmicroUSBポートからRCケーブルを外す必要があります。また、Mavic 2には複数の異なるタイプのRCケーブルが同梱されている為、様々なユーザーのニーズを満たすことができます。

Wi-Fiモードには対応しておらず、RCモードのみとなっています。

この現象は、前回使用した際にマニュアル露出モードへの切替えが行われた後にオート露出モードへの切替えが行われていないことにより、露出オーバーまたはアンダーが発生していることが原因となっています。 DJI GO 4アプリのカメラビュー画面内の｢カメラ設定｣アイコンをタップしてカメラ設定画面を開いた後、オート露出モードに切替えることで改善することができます。

遅延は120ms～130ms(使用環境やモバイルデバイスの性能により変動します)となっており、以前より約50～60msの最適化が行われています。

Mavic 2送信機：720P＠30fps/1080P＠30fps
DJI Goggles：720P＠60fps/1080P@30fps

FCC：10km/CE：6km / SRRC：6km(日本仕様は6km)

映像伝送設定画面内で自動選択/カスタムの中から選択することができ、カスタムに設定した場合は手動でチャンネル設定を行うことができます。また、チャンネル設定は機体が離陸していない状態でのみ行うことができます。

はい。APASモード下では、機体の感度値は出荷時のデフォルト値に変更されます。

撮影枚数が25枚以上(1分以上の映像が作成可能)の場合、ハイパーラプス機能の異常終了(ローバッテリーRTH作動など)が発生した場合においても、ハイパーラプス映像への合成が正常に行われます。

地形フォロー機能には対応していません。

本機能がONになっている場合、機体が障害物を感知した際に自動で障害物を迂回して前進する為のルートが作成される為、ユーザーはピッチスティックを前/後ろに倒すだけで障害物を迂回して回避することが出来ます。また、感知した障害物を迂回することが出来ないと判断された場合、機体は通常の障害物感知時と同様にホバリング状態へと移行します。
※狭すぎる空間または障害物が細くて小さい場合は、APSA機能の使用に適していません。

クイックショット機能では障害物感知機能は作動しますが、左右のビジョンシステムはアクティブトラック機能及びトライポッドモード下でのみ作動する仕様となっていますので、ご注意ください。

iPhone7以降のモバイルデバイスでは、モバイルデバイスの性能にもとづいて、2.7K以上の映像のダウンロード機能を使用することができます。

電量の高いバッテリーが優先的に充電されます。また、1つ1つ充電が行われ、複数のバッテリーの同時充電は行われません。

各LEDの点滅パターンはそれぞれ以下の状態を表しています。 (1)緑色に点灯：バッテリーの充電完了
(2)緑色に点滅：バッテリー充電中
(3)黄色に点滅：バッテリー高/低温により充電不可(室内の場合は、しばらく放置すると適切な温度になった後に自動で充電が開始されます)
(4)黄色に点灯：スタンバイ状態(充電が必要なバッテリーがない)
(5)赤色に点灯：バッテリー異常発生

バッテリー低温制限に関する通知が表示された場合は、バッテリーの満充電を行う及びバッテリーを温めてください。また、充電を行い内部電量が多くなると瞬間的に放出される電力も高くなる為、低温による影響が少なくなります。

充電時の最適な環境温度は5℃～40℃です。

電源ポートの破損を引き起こす可能性がある為、充電を行う際はバッテリーの電源を切るようにして下さい。

機体ファームウェアのアップグレード時にバッテリーのファームウェアのアップグレードも同時に行われます。また、バッテリーのファームウェアのアップグレードが必要な場合は、DJI GO 4アプリ上にファームウェア一致性更新に関する通知が表示されるので、スライダーをスライドすることでバッテリーのファームウェアのアップグレードを行うことができます。

80Wです。

3850mAhです。

約297gです。

最大出力電圧は17.6V、定格出力電圧は15.4Vです。

LiPo 4Sバッテリーです。

59.29Whです。

バッテリーはスリープモードの状態で出荷されている為、バッテリーを初めて使用する際は、充電器や充電ハブに接続して充電を行ってスリープモードを解除した後に使用する必要があります。

バッテリーを充電器や充電ハブに接続後、約15秒でスリープモードが解除されます。

満充電されているバッテリー1本で約31分フライトすることができます(無風環境且つ25km/hの定速でフライト時)。

以下のような環境下ではビジョンシステムが正常に作動しない可能があるので、慎重に操作を行ってください。
(1)単一色(黒一色/白一色/赤一色/緑一色等)の物体の表面上を飛行する場合
(2)反射率が高い物体の表面上を飛行する場合
(3)水面または透明な物体の表面上を飛行する場合
(4)動く物体の表面上(人混みの上方、強風に吹かれている低木、草むら等)を飛行する場合
(5)明るさが頻繁、または急激に変化する環境下を飛行する場合
(6)非常に暗い(10ルクス以下)または非常に明るい(10000ルクス超)物体の表面上を飛行する場合
(7)赤外線を吸収するまたは反射する材質を持つ物体の表面上(ガラスや鏡等)を飛行する場合
(8)まばらな模様や構造のない物体の表面上を飛行する場合
(9)タイルなど、同じパターンや構造が繰り返されている物体の表面上を飛行する場合。"

雲や霧が多い環境下でのフライトはお控え下さい。機体ビジョンシステムの異常が発生し、着陸不可となる恐れがあります。

前方または後方のビジョンシステムだけをOFFにすることはできませんが、下方ビジョンシステムはアプリ上で｢ビジョンポジションを使用｣をOFFにすることで無効にできます。

水面上(水面から2m以内)のフライトはお控え下さい。水面上を飛行した場合、ビジョンポジショニングシステムが自動で無効となり、GPSによるポジションニング及び気圧計による高度測定のみが行われる為、精度が低下して機体が墜落してしまう恐れがあります。

Mavic 2の各ビジョンシステム及びTOFシステムの障害物感知範囲は以下のようになっています。
(1)前方ビジョンシステム
・高精度測定範囲：0.5m～20m
・検知可能範囲：20m～40m
・有効検知速度：14m/s以下
(2)後方ビジョンシステム
・高精度測定範囲：0.5m～16m
・検知可能範囲：16m～32m
・有効検知速度：12m/s以下
(3)下方ビジョンシステム
・高精度測定範囲：0.5m～11m
・検知可能範囲：11m～22m
(4)左右ビジョンシステム
・検知可能範囲：0.5m～10m
・有効検知速度：8m/s以下
(5)上方及び下方TOFシステム：
・検知可能範囲：0m～8m"

高度0.3m～50mです(GPS無しの場合、高度制限は5mになります)。

ビジョンシステムのレンズ上にホコリやゴミなどが付着している場合は、メガネ拭きクロスを使用して表面を拭いた後に、ブロアーを使用してホコリやゴミを吹き飛ばしてください。

以下のような環境下では障害物感知システムが正常に作動しない可能があるので、慎重に操作を行ってください。
(1)木の枝や電線等の小さくて細い物体(幅0.2m以下または面積0.25㎡以下)は感知することが出来ません
(2)日光等の強力な光りが直射された場合、ブレーキの誤作動が発生する可能性があります
(3)まばらな模様または同じパターンや構造が繰り返されている物体表面上(モノクロの表面、白色の壁、タイルなど)を飛行する場合
(4)光りを反射する物体の表面上(ガラス、鏡など)を飛行する場合
(5)まばらな模様の物体(木の葉や木の枝等)を含む環境で飛行する場合

・前方ビジョン：水平40°/垂直70°
・後方ビジョン：水平60°/垂直77°
・下方ビジョン：前後100°/左右83°
・左右ビジョン：水平100°/垂直83°